音楽

槇原敬之が活動を復帰!休止の理由は2回の逮捕?なぜ手を出した?

2021年9月6日、シンガーソングライターの槇原敬之さんが自身のオフィシャルサイトで音楽活動を再開することを発表しました。

槇原敬之さんと言えば、30年前の1991年6月発売『どんなときも。』がオリコン1位、CD売上167万枚の超ヒットを記録するほどのヒットメーカー。

SAMPに楽曲提供した『世界に一つだけの花』は、どの世代にも受け入れられている名曲ですね。

そんな才能にあふれた槇原敬之さんですが、薬物の所持で2回逮捕された過去があります。

薬物に手を出したきっかけは、『上手く曲が作れない』ことだったと言われていました。

今回は槇原敬之さんの逮捕理由と、薬物に手を出した理由、誰が薬物を勧めたのかを詳しく調べていきます。



1回目の逮捕 1999年8月30日 当時30歳

槇原敬之さんは30歳の時に『覚せい剤取締法違反』の容疑で逮捕されました。

槇原さんが覚せい剤を所持しているとの情報から、自宅マンションを家宅捜査したところ、ソファー上に覚せい剤1グラムが発見され、逮捕に至っています。

懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けました。

その当時の新聞の見出しです。

出稿元:日刊スポーツ

逮捕当時、槇原敬之さんは『1年前から使用していた』と容疑を認めていました。

覚せい剤は同居していた恋人の『奥村秀一』さんから勧められたと話しています。

恋人は男性なので、槇原敬之さんはゲイだったんですね。

この時、奥村さんも槇原さんと同罪で逮捕されています。

下は写真は1999年当時の奥村秀一さん(通称:金ちゃん)の写真です。

体格がガッチリしていますね。

こちらは、2018年に薬物で再逮捕された時の奥村秀一さんの写真です。

奥村秀一さんは若い頃に新宿歌舞伎町のゲイバーで『桃山金太郎』という名前で勤務していたそうで、1996年、奥村秀一さんが20歳、槇原敬之さんが27歳の頃に出会い、翌年から2人は付き合い始めています。

槇原敬之さんが覚せい剤を使用し始めたのは、曲が売れすぎて忙しくなりヒット曲を作る時間が持てない、アルバムは年1回必ず出さなくてはいけない、などのプレッシャーで上手く曲が作れない鬱状態だった時に、奥村秀一さんに勧められたのがキッカケと言われています。

1回目の逮捕後 復帰 1999年12月

逮捕から4か月後の12月、坂本龍一さんのクリスマスコンサートに出演されています。

今では考えられないスピードで活動を再開していますね。

坂本龍一さんが槇原さんを元気付けようと、直接メールでオファーしたと言われています。

この事に対して槇原さんは『僕のことを音楽をやっている者としてちゃんと見て下さっている』と感激したそうですよ。



2回目の逮捕 2020年2月13日 当時50歳

警視庁が2020年2月13日に都内の自宅マンションにて槇原敬之さんを現行犯逮捕。

懲役2年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡されました。

この時の逮捕理由は2018年3月30日に遡ります。

この日に槇原敬之さんの個人事務社長になっていた奥村秀一さんが、薬物所持の現行犯逮捕されました。

この時、奥村秀一さんが所持していた薬物が、実は槇原敬之さんのものであったことが分かり2020年に槇原さんが逮捕されたんですね。

再逮捕も驚きますが、1996年に出会って20年以上も経つ奥村秀一さんとまだお付き合いしていたことの方が、ビックリしました!

しかし2018年3月に奥村秀一さんの仕事のルーズさや、金遣いの荒さが原因で2人は分かれています。

現在、槇原敬之さんには新しいパートナーが居て、幸せとのことです。

2回目の逮捕後 復帰 2021年9月6日 当時52歳

再逮捕から1年6ヶ月後の2021年9月6日に楽曲制作活動を再開することを公式サイトで発表しました。

活動復帰作となるニューアルバム「宜候(ようそろ)」を10月25日に配信、同月27日にCD発売することも発表しています。

ちなみに“宜候(ようそろ)”とは、航海用語で船を直進させることを意味する操舵号令とのことだそうです。

2回目の逮捕から、早くも1年6か月後に復帰を決めていますね。

しかし俳優やタレントと違い、なぜこんなに早く復帰できるのでしょうか?

早く復帰できる理由

それには『ミュージシャン』という職業に関係していると言われています。

・ミュージシャンの場合、“罪を犯してしまったことは悪いが、作品には罪はない”と考えるファンが多く、復帰しやすい

・作品を作ってファンを楽しませることこそが、社会貢献になるという側面もあるので、周囲もサポートしやすい

・ミュージシャンは基本的に誰かのオファーを待って仕事をするのではなく、自ら楽曲を制作し、ライブを行うという自発的な活動であり復帰しやすい

俳優やタレントの場合、自分が復帰したくても出演依頼がないとどうにもならなず、不祥事でイメージダウンしてしまうとなかなかオファーもこないので、復帰が難しいそうです。

ミュージシャンは個人で作品を発表できる分、選ばれないと発表する場がない俳優よりも強い立場にあると言えますね。

また槇原敬之さん自身の今までの評価も関係しているそうですよ。

「やはり“シンガーソングライター・槇原敬之”の才能に対する評価はかなり高い。しっかり復帰して音楽シーンに貢献してほしいと考える業界関係者も多い」(音楽関係者)

槇原さんの才能を期待している人が多いということなんですね。

世間の声

復帰について早いという意見もありますが、槇原敬之さん自身が「新しいパートナーが居て今は十分幸せ。薬に頼らなくても大丈夫」と話していますし、生きていくにはお金を稼ぐ必要があるので、復帰されても大丈夫だと思います。

もう薬に頼らず、槇原敬之さんのペースで素晴らしい曲を届けてもらいたいですね!

今回も最後まで記事を読んで頂きまして、ありがとうございました。